イベント情報
公開から3年経っても、まだまだ話題の映画「プリズン・サークル」の自主上映会を開催します。
初めて日本の刑務所にカメラを入れた、圧巻のドキュメンタリー映画。
取材許可まで6年、撮影まで2年・・・。
「罪を犯す人」の背景に目を向けたことはありますか?
「犯罪者」である彼らと私たちを切り離し、批判することは簡単ですが、ただ「罪」を与えるだけで解決になるのでしょうか?
「プリズン・サークル」では、当時、日本で唯一、TC(セラピューティック・コミュニティ)と呼ばれるグループセラピーのプログラムを実施した、島根の刑務所を取材しています。
TCプログラムの特徴は受刑者同士の「対話」。専門家も中に入った「サークル」の中で、犯罪の原因を探り、更生を促していきます。
TCプログラムに参加した受刑者の再犯率は、他の刑務所に比べて5分の1になるという効果も報告されています。
「プリズン・サークル」は、私たちのストーリーでもあると感じます。
皆さんも、「プリズン・サークル」をご自身の目で観て、ご自分自身のストーリーを心で感じてみませんか?
「プリズン・サークル」監督 坂上香さん メッセージ
刑務所が舞台ではあるけれども、刑務所についての映画ではありません。
犯罪者と呼ばれる人が主人公ですが、彼らだけの話ではありません。
他者の本音に耳を傾けることで、言葉を、感情を、人生を取り戻していく。
彼らも、私たちも、そこからしか出発できない。
犯罪をめぐる、四半世紀あまりの取材を通して実感してきたことです。
彼らの言葉に、じっと耳を傾けてみてください。
今まで見えなかった何かが、見えてくるはずです。(公式HPから引用)
予告編はこちらです。